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勉強をはじめる手がかりにでも


Date:  Sat, 13 Aug 2005 03:14:31 +0900
From:  no@ann.co.jp
Subject:  [pasml 129930] 勉強をはじめる手がかりにでも
To:  pasml@ann.co.jp
Message-Id:  <200508121814.j7CIEVm08916@ns.pas2.jp>
X-Mail-Count: 129930

お名前   : なかにし あっか 困りごと掲示板から
URL      : 
質問URL: http://pasokoma.jp/?num=282888&ope=v
ツリー: http://pasokoma.jp/cgi/tree.cgi?num=282888
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まず、パソコンを含めたコンピューターてやつを情報工学的にいうと
1・演算・制御装置 2・記憶装置 3・入力装置 4・出力装置
の4つの要素からできています。CPUは「1」の役目、「ひたすら計算をする役目」
の回路です。「性能のいいCPU」=「たくさんの計算の仕事を速くこなせるCPU」
だと考えていただいていいでしょう。天気予報やシミュレーション用途に使われる
スーパーコンピューターとは、ひたすら計算の速いコンピューターを億単位の
お金を使って実現させたものです。
話を「Windowsが動く・家電量販店で買える家庭用PC」に限ると、CPUの性能アップ
は「大量の計算を必要とする仕事が速くできあがる」という効果があります。
ビデオ映像に特殊効果をかけて編集したい、CG(コンピュータグラフィックス)の
製作作業をしたい...こんなときには少しでも性能のいいCPUが欲しくなります。
Windowsの動作を機敏にしたい、という向きには、CPUの性能アップよりも
記憶装置(メインメモリ)の容量アップが現実的な処方箋になります。
3Dグラフィック映像をバリバリに使ったゲームを楽しむ、という向きには、
CPU・メモリ・ディスクドライブの性能はもちろん、ディスプレイに映像信号を
作って送り出す「グラフィック回路」の性能までバランスよく吟味された
高価格・高性能な「ハイエンド機種」のパソコンが要求されます。
パソコンを買うときに「用途を決めて買いなさい」といわれるのは、用途に応じた
パソコンの構成(CPUにいくらコストを使うか、グラフィックボードにいくら...)
というものがあるので、「このパソコンにして失敗だったな」と高い買い物の後で
後悔しないようにという意味です。特にハイエンド機を必要とするゲーマーの人は、
向こう3年後のパソコン更新・グレードアップの計画までイメージしておくぐらい
のことを要求されるのでご注意を。
このあたりの基礎知識をもとに、本屋さんで「PC自作初心者本」などを立ち読み
すると、だいぶパソコンのCPUについて、勝手がつくようになるかと。
精進あれ。
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