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Date:  Fri, 14 Nov 2008 15:23:51 +0900
From:  no@ann.co.jp
Subject:  [pasml 309103] 情報格差
To:  pasml@ann.co.jp
Message-Id:  <200811140623.mAE6NpgG008210@pas2.jp>
X-Mail-Count: 309103

名前: FUFUFU BBSから
質問:http://pasokoma.jp/46/lg464740#464774
携帯:http://pasokoma.jp/m?num=464774&ope=v
--
NEeDSさんは No.464768「はい、部分了解」で書きました。

そもそも、現在のDSP版が発売されるようになったルーツは、
Windows95-OSR2販売問題に端を発しています。
ただ、古い話ですから、知らない人のほうが多いことです。

また、今回の問題の根幹である、ライセンス認証のシステムと違いにしても、
WindowsXP発売当時には、盛んに雑誌等で取り上げられていたことです。
しかし、これもまた古い話となってしまい、知っている人が少なくなりました。

私は、このようなことは「情報格差の問題」「情報弱者の問題」と思います。
過去に周知の事実であったことが、時間の経過によって忘れられたわけです。

正直なところ、強者の論理がまかり通り、情報弱者が損をするのはおかしいと思います。
ですから、そのようなことを解消するために事実を書いています。
これも「初心者にやさしい」ということではないかとの思いがあります。
それも認められないというのなら、回答は出来ないです。

なお、正規に購入したものについては、著作権法の範囲内で制限は受けますが、
購入者にも財産権が生じています。(お金を払ったのだから当然です)
その個人の財産権と、著作権者の財産権のどちらをどれだけ保護するのか、
というのが、実際の問題になってきます。
修理交換を認めるかどうかも、この範囲の問題と思っています。
厳密に言えば使用権はなくなる、かもしれませんが、元々著作権の範囲外です。
少なくとも、ゲームソフトの再販売問題では、購入者の財産権が認められ、
著作権者の再販売禁止という制限は及ばない、という判例になっています。
なお、この事例は別問題、と考えるのは最高裁判例の意味を知らない意見です。
とは言っても、もし裁判が行われた場合に、どの様に解釈して適用するかは、
裁判官のさじ加減ひとつなので、どうなるかはわからない、というところです。

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