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Date:  Sun, 1 Feb 2009 02:39:13 +0900
From:  no@ann.co.jp
Subject:  [pasml 314877] Re: ワークステーション PC とは
To:  pasml@ann.co.jp
Message-Id:  <200901311739.n0VHdDu9009237@ns.pas2.jp>
X-Mail-Count: 314877

名前: norimaki2000 BBSから
質問:http://pasokoma.jp/47/lg470431#470580
携帯:http://pasokoma.jp/m?num=470580&ope=v
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OSがWindows XP Professionalであれば、普通のパソコンを同じことはできます。
もちろん、インターネット、メール、動画再生、WordやExcelも。
同程度のCPUやメモリ、ハードディスクの普通のパソコンと同じ程度の性能と考えてかまいません。

パソコンとワークステーションの何が違うか。
これは以前良くあった、「パソコンとサーバの何が違うのか」と同じような話です。
例えばそのコンピュータに最適化されたハードウェアの監視ツールが添付されていたり。
例えば2CPU搭載可能だったり。
例えばRAID5などのアレイコントローラが搭載可能だったり。
例えばSASやSCSIの高性能で高信頼性のハードディスクが搭載可能だったり。
例えばパソコンが何台も購入できるほどの高性能なグラフィックボードが搭載可能だったり。
例えば業務で使用するアプリケーションをセットで購入することができたり。


でも大きな違いは、「メーカのサポート」です。
上記に書いた内容はパソコンでも可能でしょう。
しかしそれらをコンピュータメーカがまとめてサポートしてくれるのが大きな違いです。

すべてコンピュータメーカが動作確認したうえで販売します。
そして例えば24時間365日オンサイト保守などの契約も可能です。(できない場合もありますが)
CADなどのアプリケーションも、コンピュータメーカとCADソフトのメーカが共同で検証して動作確認している場合も多いです。
例えばファン回転数、CPU温度、HDD故障、メモリ故障など常時監視して、障害の予兆を検出し、自動的にハードウェア保守会社に通知するサービスなんてものを提供しているメーカもあります。


サーバやワークステーションは、それらを使って安心して仕事をする環境を提供します。
メーカがサポートする製品を組み合わせて利用している限りでは、相性問題を不安に感じる必要ありません。
故障時に修理のために段ボール箱に入れてメーカに送る必要もなく、安心して仕事をするための環境を提供します。

だから必ずしもパソコンよりも「高性能」に注力しているわけではありません。
仕事の道具としてコンピュータを利用する場合、安定して稼動し、安心して使ってもらうことが重要だからです。

※
故障が発生しないとか、相性問題が発生しないことを保証するわけではありません。
万が一問題が発生したときにメーカが問い合わせを受けてくれると言うことです。
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