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Date:  Sat, 10 Apr 2010 09:29:36 +0900
From:  no@ann.co.jp
Subject:  [pasml 336960] Re: OS のCDをなくしてしまった時の再インストール
To:  pasml@ann.co.jp
Message-Id:  <201004100029.o3A0TaOD007077@ns.pas2.jp>
X-Mail-Count: 336960

名前: ZONE BBSから
質問:http://pasokoma.jp/49/lg493000#493034
携帯:http://pasokoma.jp/m?num=493034&ope=v
--
hajimeさんは No.493027「Re:OSのCDをなくしてしまった時の再インストール」で書きました。

「I386」フォルダがあるので、以下の方法で作成できます。
一回で投稿できないので、複数に分けて投稿しています。

-------------------------------------------------------------
プリインストール状態の環境から Windows XP のセットアップDiscを作成する方法

作成できるのは、DSP版のセットアップDisc相当のものであり、リカバリDiscの
ようにドライバやアプリが入った状態のものではありません。

1)以下のファイルを抽出する
 ●Windows XPのセットアップファイル(I386フォルダ)
  C:\WINDOWS\I386 または、C:\I386 のどとらかに存在する
 ●I386に含まれていないが必要なファイル(I386に存在する場合は抽出不要)
  C:\WINDOWS\Driver Cache\i386\DRIVER.CAB
 ●ライセンス認証を回避するためのファイル(SLPファイル)
  C:\WINDOWS\System32\OEMBIOS.BIN
  C:\WINDOWS\System32\OEMBIOS.SIG
  C:\WINDOWS\System32\OEMBIOS.DAT
  C:\WINDOWS\System32\CatRoot\{F750E6C3-38EE-11D1-85E5-00C04FC295EE}\OEMBIOS.CAT
 ●その他
  ドライバやアプリのインストーラがHDD内に格納されている場合は抽出する
  NEC :ドライバ(C:\WINXP)  アプリ(C:\APSETUP)
  SONY :ドライバ(C:\Drivers) アプリ(無し)
  SHARP:ドライバ(無し)    アプリ(無し)
  ドライバが抽出できない機種の場合は、Cドライブ全体を外付けHDD等に
  コピーしておく。(そうでない機種もコピーしておくことを推奨)
  ドライバはPCメーカーサイトやPC構成パーツのチップメーカーサイトから
  入手できることもありますので、デバイスマネージャや構成を表示する
  アプリで調べて情報収集して入手してください。

2)ProduKey.exe(フリーソフト)を使用してプロダクトキーを抽出する
 http://www.nirsoft.net/utils/product_cd_key_viewer.html
 から本体「produkey.zip」と日本語化パック「produkey_japanese.zip」を
 ダウンロードして同じフォルダに解凍する。
 「produkey.exe」をダブルクリックして実行するとプロダクトキーが表示される。
 別の場所にあるプロダクトキーを調べたい場合は、[ファイル]→[ソース選択]で
 読み込み条件と読み込み場所を指定する。
 プロダクトキー: *****-*****-*****-*****-*****

3)SLPファイルをCAB形式で圧縮後リネームする
 OEMBIOS.BIN → OEMBIOS.CAB → OEMBIOS.BI_
 OEMBIOS.SIG → OEMBIOS.CAB → OEMBIOS.SI_
 OEMBIOS.DAT → OEMBIOS.CAB → OEMBIOS.DA_
 OEMBIOS.CAT → OEMBIOS.CAB → OEMBIOS.CA_

 ・I386フォルダにあるリネーム後と同名ファイルを「expand.exe」で解凍し、
  CAB圧縮前のファイルとバイナリ比較して相違無しの場合、本ファイルは不要。
  作業例)
  Cドライブ直下に「WORK」フォルダを作成。
  「I386」フォルダのリネーム後と同名ファイルを「WORK」フォルダにコピー。
  抽出したSLPファイルを「WORK」フォルダにコピー。
  コマンドプロンプトを起動して「WORK」フォルダに移動。
  下記のように「expand.exe」で解凍する。
   C:\WORK>expand OEMBIOS.BI_ OEMBIOS.BIN1 [Enter]
  下記のように「fc.exe」でバイナリ比較を行う。
   C:\WORK>fc /B OEMBIOS.BIN OEMBIOS.BIN1 [Enter]
 ・CAB圧縮はWindowsXP標準の「makecab.exe」でできます。
  コマンドプロンプトで、下記のように入力実行します。
   makecab OEMBIOS.BIN OEMBIOS.CAB [Enter]
    尚、makecab.exeで作成したCAB圧縮ファイルは「cab32.dll(Ver0.98)」を
  利用する圧縮ソフト(LHMELT等)で作成されるものとサイズが異なります。
  ※「cab32.dll(Ver0.98)」で圧縮したサイズのほうが正確なようです。

4)セットアップCDに必要なファイルを作成
 本ファイルは工場出荷時にインストールされているWindows XPのエディション
 サービスパックのバージョンに合わせて作成してください。
 ●Windows XP Home Edition の場合
  WIN51    ← 拡張子無しのテキストファイル(必須)
  WIN51IC   ← 拡張子無しのテキストファイル(必須)
  WIN51IC.SP1 ← 拡張子(.SP1)のテキストファイル(*1)
  WIN51IC.SP2 ← 拡張子(.SP2)のテキストファイル(*2)
  WIN51IC.SP3 ← 拡張子(.SP3)のテキストファイル(*3)
 ●Windows XP Professional Edition の場合
  WIN51    ← 拡張子無しのテキストファイル(必須)
  WIN51IP   ← 拡張子無しのテキストファイル(必須)
  WIN51IP.SP1 ← 拡張子(.SP1)のテキストファイル(*1)
  WIN51IP.SP2 ← 拡張子(.SP2)のテキストファイル(*2)
  WIN51IP.SP3 ← 拡張子(.SP3)のテキストファイル(*3)

 (*1):Windows XPが、Service Pack 1 or 1a の時のみ作成する。
 (*2):Windows XPが、Service Pack 2 の時のみ作成する。
 (*3):Windows XPが、Service Pack 3 の時のみ作成する。

 内容はどれも同じ(改行を含めて10Byte)
--- 内容 ここから ---
Windows 
--- 内容 ここまで ---
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