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Date:  Sat, 14 Aug 2010 18:33:11 +0900
From:  no@ann.co.jp
Subject:  [pasml 340137] Re: 仮想メモリ不足
To:  pasml@ann.co.jp
Message-Id:  <201008140933.o7E9XBwW002929@ns.pas2.jp>
X-Mail-Count: 340137

名前: pandora BBSから
質問:http://pasokoma.jp/49/lg496330#496345
携帯:http://pasokoma.jp/m?num=496345&ope=v
--
うーさんは No.496330「仮想メモリ不足」で書きました。

Windows OSのメモリ管理は、unix系OSのそれとは、かなり特性の異なる癖があって
まだ空き領域区間が豊富にあるうちから、使用頻度の低いプロセス群を
仮想メモリにどんどん追い出したがります
(unix系の不足してから仮想メモリを使い出すという手法とは全く異なる)

「仮想メモリ不足」というMSGが出るのはこのためであり、
仮想メモリ=0 という設定は、時として Windows OSの動作を不安定にさせ、
「ブルースクリーンで落ちる」とかいった現象に見舞われることも多いかと思います
(たぶんそのうち出会いがあるのでわ?)

ちなみに、
仮想メモリを少量設定しておいて・・・とかで逃げを打っておいても
残念ながら、全く逃げの一手にはなりません

デフォルトの仮想メモリ設定は、「不足時に自動的に領域を拡張取得する」になってるので、
例えば、1GBの設定をしておいても、本人の気づかないうちに、2GBとか3GBとか
可変しながらサイズアップされてることが普通で
多重でのアプリケーション実行の度合いにもよりますが、
実装してるメモリの量の1.5倍くらいまでは大きくなってるでしょう
(でも、Shutdown時には元の大きさまで戻されてるので、気づくことは無い)

といったことで、
Windows OSでは、仮想メモリ設定=0 にすべきでは無いですし

>HDDに頻繁にアクセスしますし、寿命の点も考えて

判らなくも無いですが、ここまでは考えすぎに思えます



もひとつ、ちなみに・・・

仮想メモリ領域の自動増減は、HDDアクセスの頻度を高くし、かつ
より多くのHDDアクセスを求めることによる、処理速度の低減を招くので
(といっても、最近のパソコンは性能が高いので気づくことも無いはずだが)
もしもそういったことを気にするのであれば、以下の設定をしてみてください

・仮想メモリの設定画面
 この画面の一番下に「推奨」と書かれたサイズがあるので
 カスタムサイズ設定で、初期サイズ/最大サイズを推奨サイズに設定してしまい
 仮想メモリファイル(pagefile.sys)を固定サイズファイル化してしまう

今ではどれだけの効果があるのか良く判りませんが、昔からいわれてるTIPSです

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